にぐるまひいて

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ドナルド・ホール 文
バーバラ・クーニー 絵
もき かずこ  訳



絵本の紹介ばかりが続くのは読み返すのが早いからです、ハイ。

 絵 が  素 敵 。

木版に描く、というアメリカの古い手法が使われているそうですが、まあ正直手法とかは私にはわかりません。
ですが、やさしく、かわいらしく、落ち着いた色づかいで、19世紀初めのニューイングランド地方ののどかさや、ポーツマス市場のにぎわいが描き出されています。


お話は、あるニューイングランド人一家の一年、古き良き時代のアメリカの暮らしがわりと淡々と描かれています。派手さはありません、しかし退屈しない話はこび。
そう、派手さはないけれど、じんわりといい絵本。

名作 ってやつではないでしょうか。
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# by tou-g | 2005-05-12 19:26 | 書評(絵本)

きょうはなんのひ?

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瀬田貞二 作 ・ 林明子 絵

豪華なコラボレーションです。
瀬田貞二さんといえばあの方ですよ、トールキンの「指輪物語」を和訳した方です。
あと、「マドレーヌと犬」とか、いい絵本をたくさん和訳してらっしゃいます。



この絵本は 謎解き です! 暗号 です!

おお~、読んでるときのわくわく感がたまりません。

だいすき!

籐行は謎解きとか秘密とか冒険とかいったものが大好きです。
ゆえに推理小説なんか結構好きです。

ストーリー展開としては、「たからさがし」ですね。
しかし探すのは小学生のまみこちゃんではなく、おかあさんです。
まみこちゃんが家じゅうに仕掛けた手がかりを追って、おかあさんが半日がかりで宝探しをするのですが、私は読みながらうらやましくてうらやましくて・・・!

楽しそう~!!


もちろんお話の魅力はそれだけじゃないです。
ん~、うまく言えませんが、こう、すごくほんわかした気分にさせられます。記念日にサプライズをたくらんでわくわくしてる、とても微笑ましい光景ですね。

で、その雰囲気が林さんの絵でとてもよくあらわされているのです。
まみこちゃんの表情やおかあさんの表情の、なんと愛らしいこと。
背景も細部まで描かれていて、何度みても楽しい発見があります。



さて、おかあさんは無事、たからものを見つけることができます。
しかしまみこちゃんは、実はもうひとつ暗号をしかけているのです。



今日が本当は何の日だったのか、最後のページを読むまでにあててみてください。
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# by tou-g | 2005-05-11 21:48 | 書評(絵本)

クジラの跳躍

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たむらしげる 「クジラの跳躍」

これってもともと映像作品だったんですね。知らずに買ったんですが。

正確には、『買ってもらった』です。

あれはいつごろだったかな。母に連れられて行った絵本屋さんで、表紙に一目惚れして買ってもらいました。
本のカバーがね、つるつるの紙じゃないんですよ。つや消し感のあるもので。
それと印象的な緑の世界。
気がつくと吸い寄せられるように手にとって、立ち尽くしていました。

この本のなかには本当に、こちらとは違った独自の時間が流れているのですよ。

最後の1ページを読み終わって、 ほぅ とため息が零れました。
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# by tou-g | 2005-05-10 17:26 | 書評(絵本)

砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ。

d0043682_0432333.jpg今回のタイトルは作中の一節ですが、天空の城ラピュタの主題歌「君をのせて」の歌詞は、この文をふまえてるんじゃないかなぁ  と思っています。

サン・テグジュペリ 作 「星の王子さま」
不思議なお話です。
これほど読むたびに印象が変わるお話を私は知りません。

高校のとき、友人が持っているのをみて読み始め、退屈して挫折。
大学の図書館で再会。読んでみたけれど「なんだか哲学的ねぇ」で終わる。すぐ忘れる。
友人との箱根旅行で 星の王子さまミュージアム を訪れる。
この旅行がきっかけで本を買いました。
だって、 

お土産グッズがむちゃくちゃかわいかったんですもん!
くそう、しょせん私も女子大生ってやつか。大概のキャラクターグッズにはそんなに魅力は感じないんだけど、これにはまいった!

ゾウを飲んだウワバミのぬいぐるみ・・・

なんて愛らしい・・・!!


まあそんなことはいいんですが、ここで数々の挿絵や名言に出合うわけです。
このとき一度読んだにもかかわらずその内容はほとんど忘れてしまっていたので、帰ってさっそくオリジナル版を買いました。
このとき、初めてじっくり読んで泣きそうになりました。
たしかこの時は、王子さまとバラの関係とか、王子さまと主人公の別れとかが、すごく切なくて悲しかったんだと思います。

けれどその次読んだ時にはキツネのエピソード、その次には井戸のエピソードなど、本当に、読むたびに印象に残る場面が違うんです。
そのときの自分の気持ちや、考えていることによって、この本の中でも心の琴線に触れる部分が変わってくるということなのでしょう。

なにせ名作中の名作ですし、意味深なお話なので解釈はいろいろとされているでしょうが、私には作者がこの物語にどのような意味を込めたのかを完全に理解することはできません。

がしかし、それが作者の意図したところであるにせよないにせよ、
この本を読むことを通して、読み手が勝手に何かを感じたり汲み取ったり、あるいはもとからあったものに気づく、そういったことを許す懐の深さが、この物語にはあるのではないでしょうか。


この本こそ、手元において何度も読みたい本。
幼い頃に読んで、「意味がわからなかった~」という経験すら、
あとで財産になるだろう

そんなおはなし。
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# by tou-g | 2005-05-09 01:47 | 書評(絵本じゃないもの)

ペレのあたらしいふく

d0043682_8255288.jpgうちにある素敵な絵本たちを紹介していきたいと思います。

主に保育園、幼稚園で出会ったものが多いでしょうか。
私の通っていたところで買っていたものなので、福音館書店の絵本が多くなりそう。

子供の頃の絵本との出合いって、本当に大事だと思うんです。これは実感!
私の大学受験の際、今の学科を志すきっかけとなったのが「たくさんのふしぎ」という小学生向けのシリーズでした。
それらもこれから紹介することになるでしょうが。



さて、エルサ・ベスコフ 作・絵 「ペレのあたらしいふく」 です。
ああ、やっぱり福音館書店だったか(笑)。

私のお気に入りの一冊です。
いつか私が家庭を持ったら、我が子にきっと読んであげたい絵本です。



おはなし
ペレは自分で世話をする、自分だけの子羊を一匹もっています。
子羊もペレも成長し大きくなっていきましたが、ペレの上着の丈は短くなるばかり。
そこでペレはある日、羊の毛を刈りとりおばあちゃんのところへ持って行きました。


といったかんじで始まり、ペレがいろんな人の手を借りて自分の服を仕立てる過程が描かれています。毛を梳き糸を紡ぎ、糸を染め布を織り、洋服に仕立てるその過程。
一着の服ができるまでに、こんなにいろいろな人の手がかかっているんですね。

素晴らしいのはペレはただやってもらっているだけじゃないところ。
誰かにお願いするたびに、草取りやお遣いなど、相応のお仕事をひきうけているんですよ。

素敵!この自立心。

いや、違うかな。大人が、彼を一人前にあつかっているんですよね。
年寄りくさいかもしれないけど、今の子供は「やってもらって当たり前、買ってもらってあたりまえ」みたいな姿勢の子が多いんじゃないかなぁ。

モノは、お母さんにお願いしたら買ってもらえるものだから。

だから大切にできないんじゃないかなぁ。


自分でがんばって手にいれること、ものができあがっていくことの楽しさに、気づけそうな絵本です。


そして最後がまたいいんです!
あたらしいふくをきて、子羊のところへ行ったペレはこういいます。



「あたらしいふくをありがとう!」
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# by tou-g | 2005-05-08 09:35 | 書評(絵本)

内定

内内定、もらってしまいました。

卒論ネタ探しと就職活動の日々を送る、大学生籐行の日記ですよ~ とか
自己紹介するつもりだったのに、ブログつくった直後の面接で内定がでてびっくり!
いやあ、ありがたい驚きですね。

通ってた高校のすぐ近くで、今日もちゃりんこで面接受けに行ってきました。
うわあ、自転車通勤可ですやん!

でも仕事上、車は絶対必要なんですけどね。


せっかくなので今日の面接の話。
今日は個別面接で、一対一でなんと一時間以上話していました。
主に面接官の方が会社の歴史からなにから話してくださったので、
ああ、これは脈ありだなぁ
とは思ってたんですよね。最後のほうで、「では、内定出しましょうか」というような流れになりました。

うへへ。 これで心穏やかに就活を続けられます。
一応まだ続けますが、この会社はかなり志望度が高かったから、いつ就活やめても悔いはありません。

おしっ!あとは卒論のネタ探しだ!
あと、このブログでは、うちにある絵本とか、好きな建物とか紹介していきたいな。
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# by tou-g | 2005-05-07 20:02 | 日々

開始

なんとなくブログを始めてしまった!
絵日記がわりに。続くといいなぁ。
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# by tou-g | 2005-05-07 12:48 | 日々